その中で特集しましたクリップチューナーの1つ KORGのAW-2Gがパワーアップしたとのこと!
その名もpitchhawk-G AW-3G!
実機をお借りしましたので、前機種AW-2Gと何が違うのかを含め早速レビューしてみましょう!
それではパッケージから・・・
AW-2Gよりもコンパクトになりました。
それでは開封してみましょう!
このように、白いベールに包まれ(?)コンパクトにたたまれて入っております。
ジャン!
黒と白の2カラーがラインナップ。
黒バージョンは、全体を真っ黒で統一し、シックな印象に対し、
白バージョンは、画面やグリップ部分、実際に楽器を挟み込む部分は黒、それ以外は白を採用しており、コントラストがオシャレな一品に仕上がっていますね。
それでは肝心の機能面に注目していきましょう。
まず、大きな機能面の変化は、クロマチックモード以外に、ギター・モード、ベース・モードを搭載したこと。
ギター(ベース)・モードでは、音名の横に弦番号も表示されるので、よりわかりやすい仕様になっています。
また、またフラット/カポタストの設定もできるようになりました。
※フラットはギター/ベース・モード、カポタストはギター・モード時に設定可能です。
次に、クリップチューナーの大きなポイントである可動域をチェック!
・・・と、その前に、前機種AW-2Gを振り返ってみましょう。AW-2Gは以下のポイントが可動していました。
AW-2Gは、ダブル・ボール・ジョイント方式を採用しており、角度調節の自由度が高い仕様でした。
ダブル・ボール・ジョイントとディスプレイのジョイント部分(赤矢印)が可動するので、あらゆる角度に対応します。
AW-3Gでは・・・
上記の部分が可動する仕様に変更。これがけっこうすごいんですよ。
赤丸のディスプレイ部分は、360度回転するのに加え、上下左右にも傾きます。
そして青丸の部分をもとに、180度ダイナミックに可動!
図で表すとこんな感じです!
実際に取り付けてみると、全く死角がありません。
立っても、座っても、ヘッドのどこにつけても、ジャストな見やすいポイントに可動します。
これ、ちょっと感動しますよ。
続いてはディスプレイ!
高輝度ホワイト・バックライトに新LCDメーターを採用した新型ディスプレイとのこと。
実際、コントラストがはっきりしたせいか、見やすくなってますね。
各機能をコントロールするボタンが前面に配置されたことで、操作もしやすくなりました。
楽器を挟み込むクリップ部分も改良されたとのこと。
角度可変のラバー・クッションが一体成型となり、より高いホールド感が得られました。
そして、これがクリップチューナー世界初だと思われる機能、「1弦巻き過ぎ警告機能」
ギターのチューニングをしていて、一番細い弦1弦を切ってしまった経験のある方もいらっしゃるでしょう。
なんとAW-3Gは、「1弦巻き過ぎ警告機能」を搭載しており、1弦の巻き過ぎを検知すると「1弦巻き過ぎ警告表示」がディスプレイに点灯します。
このチューニングに慣れていない方をフォローする心使いには、感心します。
そしてAW-3Gには、KORGロゴ入りの本革製ピック・ホルダーが個数限定で付属。
色・柄バリエーションは多数あり、ランダム封入とのこと。
手元にあったいくつかのピック・ホルダーの画像を撮影しましたので参考にしてみてください!
どんなタイプが入っているか、遊び心のあるおまけですね。
まとめ
前機種AW-2Gと他社のクリップチューナーを比較した時、若干物足りない印象のあった機能面を、
AW-3Gではカバーしてきましたね。
ただ個人的に注目すべき点は、機能面ではなく、使い勝手の良さ。
ディスプレイやアームが大きく可動するのが、とにかく便利。
ディスプレイがどの角度から見ても、ジャストポイントに動かすことができます。
また、コンパクトに折りたためるのもポイント高いですね。
後、感心させられたのが、「1弦巻き過ぎ警告機能」。
こうゆう細かな配慮のおかげで、使用していて安心感があります。
使用感を重視した非常にユーザー目線の良いチューナーですね。
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