Freedom Custom Guitar Research × AKIMA & NEOS / Heat Engine
NAMM SHOW 2014にてプロトタイプの展示があったあのエフェクターが、ついに発売になります。
このエフェクターについていただいた資料に掲載されていた秋間氏からのコメントを転載させていただきます。
アンプでクランチな音作りをして、ソロの時にブースターやオーバードライブを使い歪みをアップという人が多いですが、それだと音色的に弾きやすくはなりますが、アンサンブルの中では音が聞こえなくなってしまいがちです。
アンプをクランチにするという事は、エフェクターのアウトプット・レベルをどんなに上げても歪みが増えるだけで音量は上がりませんし、逆に音像が引っ込んでしまう可能性があります。この現象は考え方を変えない限り、どんなに高級なエフェクターを使っても解消出来ません。簡単に言うとアンプをクランチにしたらそれ以上音量は上がらないという事です。
本当は誰もが、ギターソロの時には音量がアップしてもらいたいものだと思います。
このHeat Engineはソロの時に歪みも増え、更に音量をアップし、バンド・アンサンブルの中で理想的なサウンドメイキングができるドライブ・エフェクターです。
9Vの電源を30Vに昇圧する事によりICのポテンシャルを最大に引き出し、アンプ同様のダイナミック・レンジを確保し、さらにゲルマニウム・トランジスタによる半導体とは思えないほど暖かで豊かなハーモニクスが生み出されるアンプ的なクランチサウンドから、突き抜けるようなフル・ディスト―ションまでをHeat Engineだけで完結できます。これを使用することによって、アンプの歪みに頼る必要はありません。
Heat Engineを使用する時は、まずアンプをクリーンなセッティングにすることをお勧めします。
Heatモード・スイッチを駆使することにより、バッキングのクランチ・サウンドから、ギターソロ向きのモア・ディスト―ション・サウンドにワン・アクションで切り替えられます。
更にマスター・ボリュームが独立しているので、それぞれのモードに好みの音量差をつける事ができます。
このコメントを読むだけで、なるほど、と唸ってしまいますね。確かに、クランチで音像が引っ込んでしまうという経験をしたギタリストは多いのではないでしょうか?
これは手に取ってみる価値ありのエフェクターですよ。
ゲルマニウムトランジスタと内部昇圧回路を使い、ほかの歪みエフェクターとは一線を画す、真に良いサウンドを知り尽くしたアンプビルダーが製作するギター用ドライバー”Heat Engine”。
秋間氏による完全ハンドメイドのため極少量生産となりますが、サウンドにこだわりを持つギタリストには待望のアイテムと言えるでしょう!
Control
- By-Pass Sw:ノーマル/エフェクトの切り替え(トゥルー・バイパス)
- Heat Mode Sw:Heatモードでは、Gain、トーン・コントロールで設定した音色より、さらに歪み、サスティーンが増えます。基本的には、Heat Offでバッキング、Heat Onでソロ・ワーク。アウトプット・レベルをHeat Off時では、Master、Heat On時では、Heat Masterで設定します。これで、バッキングとソロの音量差をつけられます。
- Gain:歪み具合の調整
- Bass・Middke・Treble:トーンの調整
- Matser:Heatモード・オフでの全体のアウトプット・レベルの調整
- Heat Master:Heatモードでの全体のアウトプット・レベルの調整
オープンプライス
2月25日発売予定