NAMM Show 2014で話題をさらっていたAMPLIFi登場!
今回のレビューは先日のNAMM Show 2014で会場を沸かせていたコレ↓
AMPLIFiです!
ギタセレ新製品ニュースでも要点を以下のようにまとめましたが、
- 5スピーカー・ステレオ・デザインを採用したハイパフォーマンスな75W/150wアンプ
5ウェイ・ステレオスピーカーが、ギター・アンプ(ドライ/ウェット・リグ)、ステレオシステム(ステレオ+サブウーファー) の両方で優れたサウンドを実現 - Bluetoothストリーミング・オーディオ (Android, iOS, Mac, PCで使用可能)
- iOS用AMPLIFi Remoteアプリ — トーンの共有、評価、ストア
- 計200種類以上のアンプとエフェクトを活用して完璧なトーンに設定
- ギター・システムを細部までワイヤレス・コントロール
- 自動トーン・マッチング — 音楽ライブラリーと瞬時にジャム演奏
今回はそれぞれを実際に試しながらレビューしていきます。
まずはルックス・チェ~ック!
さっそくAMPLIFiげっと♪
このたび届いたのは150ワットのAMPLIFi150です。
さて、箱を開けるとかなり無機質なルックスのこのアンプが登場。
ちょっとVOXアンプを意識しているのかな?
本体上部にあるコントロール類はこんな感じで。
かなりシンプルに仕上がっていますね。
ツマミに目盛もないw
iOSで細かくコントロールできるとはいえ、シンプルすぎ(笑)
プリセット内の設定値、エディットしている値はマスターボリューム上にLEDで表示されるようですよ。
左上に今回の最注目ポイントであるBluetoothペアリングボタン。
右上には本体に4つまでメモリー可能なトーンを切り替えるTONEボタンと、TAPボタン。
一際大きいコレは本体のボリュームおよび、曲とギターの音量ブレンドダイアル。
左からヘッドフォンジャック、AUXイン、LINE6ペダル接続のためのFBV端子、そしてUSB。
※このUSB端子は今のところ何も機能していません。今後何かしら機能拡張していくんでしょうね。
まずはiOSとのBluetooth接続
App StoreからAMPLIFi Remoteをダウンロードします。
↓
iPad本体のBluetoothをONにして、アンプ側のBluetoothボタンをON。
ペアリングが完了しました。
すると…
こんな感じのメニュー画面が現れます。
AMPLIFi150と接続されている事が分かります。
Music Libraryには、iTunesから読み込まれた曲がたくさん。
音楽ストリーミング
曲を再生してみましょう!
Ritche Kotzenのアルバムを再生してみます。
う~ん、音の迫力は画像では伝わりませんが…
かなりの良音質です。
ちなみに家ではこのくらいのボリュームでも全然バッチリ。
これ以上大きくすると近所迷惑に…
さすが150w。
自宅だけでなくスタジオ、ステージでの使用を想定しています。
自動トーン・マッチング
今回AMPLIFiで一番の目玉とも言えるコレ。
トーン・マッチングです。
まずはギターをアンプに繋ぎます。
ではBON JOVIの、“HAVE A NICE DAY”を再生。
こんな画面が現れます。
右側を見てください。
この曲に合ったギターセッティングが提案されます。
一番下の「more…」をタップするとさらにたくさん表示。
クラウド上にはすでに7,000種類のプリセットが用意されているそうです。
ではそれぞれのサウンドで一緒に弾いてみましょう。
あ、その前にココもポイント。
先ほどのボリュームを一度押すと、BLENDモードに切り替わります。
ギターと曲の音量バランスを決められます。
ではさっそく。
スピーカーで鳴らすと、かなりの迫力なのでスタジオで爆音でチェックしてみたい衝動をおさえ、今回は背面のヘッドフォンアウトからライン録音してみました。
途中、ギターのボリュームが大きすぎるなど、細かな設定は必要かもしれませんが、かなり楽しめるサウンドですよね!
この曲で使用するサウンドをEditしてアンプ本体にメモリー → FBVペダルで呼び出せばもうそれで文句ナシ!!
家でコンピューターとミキサー、インターフェース、アンプ、うんぬんかんぬん…
と繋ぐのが面倒、スイッチもたくさんあってもう大変!
なんて方はコレ一台でサクサク遊べますよ!
計200種類以上のアンプとエフェクトをワイヤレスでコントロール
次に、自分独自のギターサウンドを作っていきましょう。
上段にエフェクト、アンプの順番を決める窓、
下段にそれぞれのパラメーターを決定する窓があります。
それぞれ細かくセッティングしていきます。
なかなかスムーズな操作ですね。
マルチエフェクターなんかもいろいろ出来ることに変わりないですが、自由な姿勢で操作できるのも魅力。
もちろん作ったセッティングは保存可能。
どんな曲で呼び出されるかも保存できます。
コレ便利ですよね~
最後に
楽器業界でも最近多くなってきた、パッド端末やスマホとの連携製品。
先日のHughes & Kettner “Grand Meister 36”もそうでしたが、どんな連携の仕方をするかでその製品への期待度が変わりますよね。
今回のAMPLIFiはパッド端末からアンプを操作するだけでなく、iTunesと連動してセッション、その曲に最適なサウンドを提案してくれるなど、一歩進んだ事が出来てかなり満足度高いです。
75w、150wとラインナップが出力大きめという事は、LINE6はバンドでの使用もしっかり視野に入れています。
自宅で楽しむだけではないって事ですね。
コレはBluetoothスピーカーとしてもかなり良音質で聞けるので、一台自宅に置いておきたいかも…
ラインナップ
モデル | AMPLIFi 75 | AMPLIFi 150 |
画像 | ||
JAN | 4907034123544 | 4907034123551 |
定価 | オープンプライス | オープンプライス |
売価 | (税抜)¥42,500 (税込 ¥44,625) | (税抜)¥53,500 (税込 ¥56,175) |