ボディに施したカラーリングは日本の四季の中でも一際情緒のある「秋」をイメージしたオリジナルグラデーションカラー。木材そのもののナチュラルな色から紅葉を思わせる朱色にグラデーションしていきます。ボディ全体の柔らかい暖色を、指板、サウンドホールロゼッタ、ピックガード、ブリッジのエボニーのナチュラルカラーが引き締めます。
インレイワークは本モデルのモチーフとなる紅葉(=カエデ)が散る様を表現しています。ヘッドウェイギターでは伝統的に鷹(タカ)のモチーフを取り入れてきましたが、ヘッドから指板にかけて羽ばたく鷹と羽、そしてカエデの落ち葉を大小様々なサイズでレイアウトすることで、奥行き感をもたせ、それはそのまま鷲の躍動感を演出します。
本モデルの個性を際立たせるサウンドホールカバー。ギターに使用する素材と同じカエデ材を主に一枚一枚を手作りで仕上げています。
今回は演奏時の消音、保管時の調湿に効果を発揮するオリジナルデザインのサウンドホールカバーが付属します。
サウンドホールカバーは内側縁のクッション素材によりサウンドホールに無理なくフィットし、取り外しは簡単で安心です。
本モデルのサウンドの要はARS(アドバンスドリアシフト)Xブレイシングとカエデサイドバックのバランス感にあります。
粒立ち良くメリハリの効くサウンドに近づくARS仕様に低音のゴンっとした力強さを加味するカエデ素材は、レギュラーモデルのHD-115、HD-501とはまた違った印象を感じさせます。
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